上を向くと、息が入り、下を向くと息が出る。
これが「自然の動き」です。
そして。これは本来、無意識におこなってる動きです。
そこには、何の緊張感もありません。
体は何もしなくても、ただ自然体であろうとします。
疲れたら、呼吸によって回復し、ケガしたら勝手に治ります。
呼吸は体のバランスを自然と保っています。
自然の動きは、体にすでに備わっているもので、
別に特別に何かを必要としているわけではありません。
反対に、「不自然な動き」は、呼吸と動きが、かみ合わなくなることです。
呼吸が詰まる、息苦しさを感じます。
体に緊張がたまる、痛みを感じます。
これが続くと、病気、もっと酷い痛みの原因となります。
ヨガの練習は、体が本来、無意識でおこなっていることを、
意識しておこなって、自然の動きに合わせます。
それを毎日、続けていくと、体の動きに呼吸が合うことが、
無意識にできるようになります。
「体に備わっている本来の自然に戻る=健康である」
それは、私たち誰もが願うことですね。