旅が近づいてきた
次の旅が近づいてきた。今度の旅はネパールへ。ヒマラヤを1か月間歩くトレッキング。旅が近づくと、いつも(いい意味で)ナーバスになる。正直何が起きてもいいやっていう「あきらめ」と、まあどうにかなるさっていう「根拠のない自信」の入り混じったような感じ。
まあ、悪くない。むしろ心地よかったりする。それが、いつもいつも日常でも、起きたらいいんだけど…。やっぱり、旅前の時だけ起こる、特別な感情だったりする。
もう何回目の旅だろう?数えきれない。
でも何度も旅にでても、やっぱり緊張感がある。安定、安心を望んでいないわけじゃないんだけど、もう1方で不安定を、緊張を望む自分がいる。トラブルを避ける一方で、トラブルを歓迎する自分がいる。
簡単な旅も、難しい旅も、短い旅も、長い旅も、どっちでもよかったりする。要はその密度の濃さだ。「生きてて良かった」「ここにいれて良かった」と思えるような時間を過ごせるかどうかだと思う。旅人はそれを旅に求める。でも、旅でなくったって、そんなものは、手に入ると思う。世界は美しいものを、いつもいつも与えてくれてる。
いまそこにある景色、そこにある人の暮らしに、やっぱり魅かれる。歩くスピードが、ちょうどいいと思う。ゆっくりゆっくり、1歩1歩と、1か月歩いてきたいと思う。
(写真はイメージで、お借りしたものです)
※今回の旅は、歩くメインの旅。カトマンズから、ベシサハール(トレッキングスタート地点)へ。そこから歩いてフェディ(ゴール)まで。
赤線がアンナプルナサーキットで2〜3週間、青線が、アンナプルナサンクチュアリで、1週間のコース。4月最初に帰ります〜。