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ネパールトレッキング DAY19ー21(アンナプルナサンクチュアリ編1)

【21Mar Day19 ゴレパニ標高2870m〜プーンヒル標高3300m〜タダパニ2680m (↑430m ↓620m) 10キロ 8時間歩く】


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一応、昨日ゴレパニで、1周コース(サーキット、赤線)が終了。今日から、【アンナプルナサンクチュアリ編】(紫線)になります。ここから、内院へのトレッキングコースへ。正確には、チョムロンからコースに合流しますが、まずはそこまでの移動に数日かかる。

ゴレパニから、景勝地プーンヒルへ。プーンヒルは、ポカラから2泊3日くらいのトレッキングでも、行ける。なので、とても人気のある場所。早朝5時の暗いうちに宿を出発して、頂上で日の出を見にいった。ゴレパニからは、約1時間の道のりで、500mアップ。もう既に、何人も上っていた。


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有名どころだけあって、上からの景色は本当に素晴らしかった。



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上でしばらく待ってたら、朝日が上ってきた。
素晴らしい景色、とても美しい朝。


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朝からとても清々しい時間を過ごして、また宿に戻って朝食。



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今日は10時、遅めの出発だ。タダパニまでの道のりは、最初に階段上る、上る。上ったら、次に下りが始まる。それもガンガン下る道のりが続く。途中途中、雪道やぬかるんだ道で、コンディション悪い。1回転倒、問題なし。


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あっちタダパニ
こっちゴレパニ


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こんな石が積んであるところを通りすぎ、


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そして、この日は午後から悪天候にみまわれて、雨とみぞれが降り始めた。今日は、天気も道のりもコンディション悪い日。まあ、こんな日もあるさ。


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最後は、タダパニ手前で、上らされ、大雨の中、まだかまだかと15時頃にやっと到着〜アップ、ダウン、アップと、約7キロなのに、悪天候もともなって、とても疲れた1日。


そして、この辺のエリアは旅行者が頻繁にくるので、何だか俗っぽかった。アンナプルナサーキットの村々とは、雰囲気がだいぶ違っていて、村が旅行者の為だけにある村。数件の宿とレストランと商店のみあって、素朴な人の暮らしはなかった。村というより、ロッジ街。


【22Mar Day20 タダパニ標高2680m〜シヌワ標高2100m (↓580m) 11キロ 7時間歩く】

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まずは、アンナプルナサンクチュアリのコース上の村、チョムロンを目指す。そして、チョムロンからは、行って帰っての往復道、アンナプルナベースキャンプ(ABC)を最終ゴールとして、目指していく。



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最初は森の中、気持ちいい道のりでスタート。朝の木漏れ日が美しい〜、鳥たちのさえずりをずっと聞きながら、歩く。もう、たまらん、いい道のり。


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コケや緑の美しさに、足も止まる。


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開けたところに出てきた。景色いいー最高!
でも、こっから下に見える川まで、ずっと下りが始まるとは…。そして下るってことは、また上るっていうこと。今日もアップダウンが待っていた。


丘をいくつも越えて、もう終わりかと思っても、また上ったりする。



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でも道中に、素朴な村を通っていく。
畑の中、家の敷地内、そんな道も歩いていく。



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まるで自分が空気になって、村の中をお邪魔しま〜すって感覚。こんな村があり、こんな暮らしがあり、そして通り過ぎる、また次の村へ。もう、楽しくてたまらんのですよ。




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チョムロンに到着。こっからさらに下りまくって、また上りだからね。今日は、ダウン、アップ、ダウン、アップ…もうどうでもいいわ〜(笑)



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お婆ちゃんと孫
美しい農村の景色



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昼間から余裕で寝てる、おとっさん


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今日のマチャプチャレ 美しい〜



【23Mar Day21 シヌワ標高2100m〜デウラリ3200m (↑1100m) 12キロ 7時間歩く】

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シヌワからデウラリまでの道は、川沿いの林中をすすんでいく。道中ほとんど変わらない景色と、途中の村もロッジ街で、ほぼ一緒だ。

でもデウラリの村に着いたときは、ちょうど天気が悪く見えなかったんだけど、夕方、雲が晴れると、目の前には、すでに巨大な山々に囲まれていた。知らず知らずに奥の方まで進んでた。ここから、ABCまでは1日で行ける距離だった。


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今日の自撮り。奥に見えるのが、マチャプチャレ。


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林の中を歩くような、こんな道のりが続く。
でも1100mのアップ。道中、アップ、ダウンをしながら、少しずつアップで上がっていく。



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開ける場所では、こんな景色。
見ながら、ゼーゼーハーハー息を整える。



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こんな道や


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こんな橋を渡って


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こんな途中の村を過ぎて


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デウラリに到着。あと1日でゴールの距離まで、やってきた。


歩いていると、時々、こんな経験をした。周りに誰もいない、自然の音と、自分のハァハァと呼吸しか聞こえない。その瞬間、頭が空っぽになり、トリップしてるかのように、自分が歩いているんだけど、その感覚もなくなる。集中が深くなる、歩きながらの深い瞑想。

そのときは、肩の荷の重さも忘れる。いや、重いんだけど、集中を邪魔しないという感覚。そういうときは、休みたくない。ペースを崩したくない。目的地に着こうという欲もない。疲れもない。時間もない。自分が何をしてるかを忘れる。ーそんな深い集中を体験する。

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