柚子仕事
年に1回の柚子仕事の季節になりました。
高知は柚子が有名。そして激安。
今回は45個の柚子を仕込みました。800円でした。
ってことは、1個あたり20円しません。爆安(笑)!
毎年この3つをつくってます。
・柚子塩(柚子の皮の塩漬け)
・柚子酒(柚子の実の酒漬け)
残りのあまった部分は、柚子種と柚子のワタ(入浴剤に)
柚子全て、捨てるとこなく使います。
1日仕事です。さあ、がんばるぞ!
では、順番に見てみましょう。
【1】柚子を洗う
1個1個、皮の汚れを丁寧にたわしで洗います。
水気をタオルで拭きます。
蛇口が象さんなのは、ご愛敬。モロッコ旅で購入した蛇口です。
【2】柚子の皮の汚れ、シミ、イボ、傷部分などを、包丁でカット
これも捨てずに、乾燥させて、入浴剤に使えます。
【3】柚子の皮をむく
このとき、できるだけ白ワタ部分は入れないように、うすくむきます。
これが、たった1個分。貴重!
これで45個分です。
【4】皮を千切りにします。
そしたら塩をまぜて、よく揉んで、【柚子塩】完成。
塩は皮全体の50%にしました。
そうすると、絶対に、何年でも、常温でも腐りません。
塩として使いますから、しょっぱくていいんです。
はい、完成。これで前半戦終了です。
ここまで3時間かかりました。
残った柚子は実とワタに分けます。
【5】半分に切って、種をとる
この作業が割と地味に時間かかります。
柚子って種が多いんです。掘っても、掘っても、でてきます。
はい、これで終了。
左が果肉。真ん中がワタ。右がタネと分けました。
タネがどんぶり1杯分もとれました!
そして、
果肉は焼酎につけて→【柚子酒】の完成
種は、焼酎につけると→【天然柚子種の化粧水】
白いワタ&種はそのままで、→【お風呂の入浴剤】になります。
すぐ使わない分は、冷凍保存します。
11時から始めて、すべて終わったのは18時過ぎでした。
途中お昼休憩したけどね。でもね、これで1年分の【柚子塩】が完成。
来年のこの時期まで、使います。
柚子塩は、おにぎりの具に良し、炒め物によし、煮物によし、刺身にのっけてもよし、と万能に使えます。昔、レモン塩というのが流行りましたけど、柚子塩のほうが、使い勝手がいいんですね。お近くで柚子が大量に入る方は作ってみてはいかがでしょうか?
今日1日よく働いて疲れたので、この後は当然、【柚子風呂】に。
これからの冬の季節の愉しみのお風呂になります。